ネガティブでも看護師にはなれる。ポジティブの押し売りは迷惑です

看護師録

ど~も。
看護師歴20年以上、現役看護師の『クロミキ』です!

今回はタイトルの通り、ネガティブな人でも看護師にはなれるって話。
むしろ、個人的にはポジティブの押し売りは自分にも患者さんにも迷惑になる可能性があります。

世の中にはポジティブが良くてネガティブはダメ。
そんな風潮がありますが、これは嘘ですし金を稼ぐためにポジティブ思考を広めている人もいます。

少なくとも看護師になるならない。
仕事を行う上でネガティブだと立ち行かないなんてことはありません。

これを実体験を交えて書いていきますね。

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看護師はネガティブでも大丈夫

今までいくつかブログ記事あげてて、ツラくても頑張れとか自分のためだ!
みたいな事結構言ってきたけど···。

別に私はポジティブ思考の人間ではない。
逆にかなりのネガティブで自己評価も低い。

病んでる時も多々あったし、今だって病み期に突入する事はある。
結論から言うと、看護師は頑張り屋で勉強家でポジティブな人しかなれないなんて事はないって事。

まあ、程度もんではある。
あまりにひどい精神状態でまともな判断できないとか、安定剤のみまくってヘロヘロな人はさすがに難しいけど。

ただ、軽めの安定剤を仕事の時に飲んでる看護師は私が知るだけでもめっちゃ多い。
それだけ精神的な負担が大きい事がある仕事。

ちなみに私は安定剤のお世話にはなってないが自傷行為がクセ付いてた時がある。
まぁこれは仕事に着く前からあったもので、自殺願望があった訳ではなくて、ストレス発散法の1つとしてやってたものなんやけど···。

物を壊したり、人を傷付けたりしなかった代わりに自分にあたってた。
そんな事してた人が看護師とかヤバイやん! と思う人もいるかもしれないけど、私の場合はこれが精神的ダメージを受けてる患者の心に寄り添える強みになってるところがある。

ターミナルで夜間不眠の人と「死ぬの怖い?」って話ししたり、自傷行為や不登校の子と話ししたりできるのは病んでる自分を経験してるからこそ。

いや、看護師になる人に病めって言ってる訳やないし、これが正解って言ってる訳やない笑

なので、もしツラくて病んでる看護学生や看護師さんがいたら、それって全然特別な事やなくて誰でもある事なのを分かって欲しい。

そして、それがイコール看護師失格にはならないって事も。
誰が言ったんか「白衣の天使」とか、勝手な妄想押し付けられても困るっての。

看護師だって人間や!!

あとがき

こんな感じで、実際に私はネガティブ思考な部分も多いです。
でも、なんやかんやで看護師を20年以上続けていますからね。

他の分野ならまた話も変わる部分もあると思いますが、看護師であまりにポジティブな人。
それを患者さんにも向けてしまう人は知らない間にプレッシャーを与えている可能性もあります。

アナタが病気になっている時、あまりにポジティブな人が近くにいるとシンドイと感じませんか?
ポジティブがダメって話じゃなく、ポジもネガも程度ものってことです。

冒頭でも書いた様に、看護師になるならない。
看護師として働く上で、こうした思考の違いが大きな問題になることは少ないと思います。

ネガティブだから看護師にはなれないかな。
とか考える必要は一切ありませんよ~。

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