どうも、看護師歴20年オーバーのクロミキです。
なんやかんやで看護学校を卒業することになったわけですが、ここで立ちふさがる壁。
そう、『看護師国家試験』です。
今回はそんな看護師国家試験と、その後の就職先に関する話。
タイトル通りなんですが、試験に合格したからといってそこがゴールじゃありません。
むしろ、そこがスタート。
そして私はそのスタートの段階で結構メンドクサイことになりました。
そんなこんなの顛末。
良かったら最後までお付き合いください。
看護師国家試験と就職先。2つの壁が立ちふさがる
なんだかんだでどうにか乗り越えた看護学校。
国家試験を受ける前にどこの病院に就職するか、はたまた保健師や助産師になるために進学するか、進路決定をしなきゃいけない時がある。
私は通ってた学校の附属の病院に就職する気でいて、なんなら配属希望の病棟まで決めてたんやけど···
ある時寮の電話に私の天敵の教育主事から電話がかかってきた。
また小言を言われるのかぁと思って電話に出たらその内容はなんと
「同じ国立病院の系列で○○(私が住んでるところから新幹線で2時間くらい離れたかなり都会)の病院が誰か2人くらい就職してくれるいい人いないかって連絡があって。あなた行かない?」
···えっ?私そんな都会に行くこと全く、これっぽっちも希望してなかった笑
ただ、「一応就職試験は受けてもらうけど、もうそれは表面上のもので、内定やから」と言われた。
正直国家試験の勉強でいっぱいいっぱいの時に就職試験まであるのはしんどいなぁと思ってた私。
とりあえず返事は保留にして色々考えた。薦められてる病院のある所はほんと私が住んでるとこと比べたら人口とかすごいし笑
そこに誰か知り合いがいる訳でもないし、頼る人は全くいない。そんなとこで私やってけるのか?
で、結局私の出した答えは
「行きます」
正直今思い出しても何が決め手だったんか不明笑
ただ、就職試験が嫌だからってだけでそんな事は決めないから。
今考えてみると実習の時もワザワザ怖い看護師に技術チェック挑んだりしてたような私やから、あえて苦労をしてみたい年頃やったんかもしれない笑
まぁ、予想をはるかに上回る苦労をする事になるとはこのときはまだ思ってなかった。
その大変だった知らない土地での新人話しはまた詳しくするとして、結論から言って私は行って良かった!!
ほんとにそう思う。
附属の病院に就職してももちろん看護師として色々学べたとは思う。
でも誰も知らないところに飛び込んだおかげで看護師のスキルだけやなく1人で生きていくスキルも身に付いた。
年取って色々考えすぎるようになってしまうと、どんどんフットワークが悪くなる。
あんまり深く考えない若いうちにあえて苦労する方に身を投げてみるのもいい人生経験になる!
失敗しても許されるし、やり直せるのは若いうちやから。
今どこに就職するか悩んでる人はできればあえて難しい方を選んで欲しいと私は思う。
大変な思いすればそれだけ自分のスキルは確実にあがる!
ちょっと楽したくなったな~って思って施設やクリニックに転職する時に、そのスキルは絶対役に立つ!!
結婚したり子供産んだりしてからのスキルアップは正直難しい。
だから看護学校卒業してすぐのタイミングでしっかり自分が育てる環境を選ぶ事がすっごく大事。
まあ、教育主事は私を近くに置いときたくなかったら白羽の矢を立てたのかな···なんて後々ふと思ったけど。
あとがき
茨の道を歩むべき。
とまでは言わないけど、チャレンジする精神はあった方が良いと思います。
現状、看護師国家試験の勉強が上手く行っていない。
就職先が決まらなかったり、希望とは全然違うところに行かされそうになっている。
こんな状態だと、人生のどん底みたいに感じるかも。
でも、本文でも書いたように役に立つ瞬間がどこかで来ると思います。
経験したことで無駄になることはない。
それを活かすも殺すも自分次第だと思ったり…。
無責任に頑張れとか、上手く行くとか言う気はありません。
頑張ってもダメな時はダメだし、失敗することの方が多いでしょう。
それでも、今アナタが感じている不安や焦燥感なんかの暗い気持ちは、必ずアナタの糧になりますよ!
どうしても説教臭くなってしまいますが、年齢のせいってことでご容赦を。
看護師国家試験で落ちないために。効率的な勉強方法やポイントを解説
次は看護師1年目、実際に働くようになってからのお話が始まります。
よかったら、このまま続けて読んでください!